ACと発達障害(1)


夫との関係や、ここ数年の心の葛藤については
ずいぶんと気持ちの整理ができましたが
やはり置き去りにされているなぁと思うのは両親への思いです。

私の心の壁にこびりつくように残っていて
普段は意識しなくても、ふとした時に浮上してくるモヤモヤの
根元にあるものはやはり両親との関係なんだなと意識しています。

きっとこれが、一番大事な おおもとの部分で、
近いところの過去をいくら解きほぐしてみても
この土台の部分を放置してはおけないんだなと感じています。




ではどのようにしていけばいいのか、と途方に暮れますが
私の場合やはり書くことが、大きな癒しにつながるのかなと思います。

ただ、ブログではちょっと限界を感じています。
ここで交流のある方たちとは実生活のつながりこそありませんが、
長く続けるうちに、特定の方が読みに来てくださることも増え
読み手を意識しないで書くということは困難になってきました。

また、数年書いた蓄積に加え、過去を仔細に振り返ることで
個人の特定を避けられないという恐れも出てきました。


そんな風に考えていたところ、あるBBSで
ACなどの自助サイトを紹介されている方があり、
何気なく立ち寄ったら読みふけってしまいました。


この方が提唱されている、自由な心を獲得するための「自分史づくり」は
私がイメージするヒーリング・ライティングに近いなぁと感じます。
また、言葉を使うことの意義を説いている章では、
近ごろ漠然と感じていたことが、分かりやすく説明されていて共感しました。
大河原美似さんの「感情の社会化」という考え方に重なる部分も多いなぁと感じます。
記憶に関しての記述も、大河原さんが説明されていた内容と似ています。

とりあえずやってみるだけの価値はあるかなぁと思って
早速昨日から振り返って書いています。
過去の体験を、その日に遡って書くような感じですが
読み手がいないので、読みやすさとか考えなくてもいいので楽です。
それに、個々の心の歴史なので、全く主観的に書いていいそうです。

そういえば、以前母について書こうとしたときに
途中で気分が悪くなって断念したことがありましたが
今はもしかしたら書けるのかなぁという気もしています。
今現在の生活が落ち着いていることもあり、
機が熟してきたのかも知れないですね。
まだ負の感情が噴き出してくるようなことはありませんが
「ありのまま」を心がけて書いていこうと思います。

この作業を進めていく上で何かしらの気づきを得られれば
ここで記事にすることもあるかも知れません。


ところで、こちらのサイトも面白かったです。


実は少し前から、
「ウチの夫、もしかして軽い発達障害なのでは...?」と思っていました。
実際に発達障害のお子さんを育ててらっしゃる方から見れば
「発達障害の人と生活するのはそんな甘いもんじゃない!」と言われそうですが
もちろん、病院で診断名がつくようなレベルではなく
(レベルというか重度・軽度という区別があるのかも分からないのですが)
そういう傾向がある人...という意味ですが。

ある専門家の方は、児童の6人に1人は、何らかの発達障害だと仰っています。
そんなに多いなら、きっと私たち世代の中にも
なんとなく社会に適応できず、周囲には変人と認識されていたり
仮に適応できたとしても、そのために多大なエネルギーが必要で
人知れずストレスを抱えていたりする人は、
意外と多いのではないかと 漠然と考えていました。

そういう、発達障害の傾向を持った人について
誰か説明してくれないかなぁ...と思っていたら
個人的に研究というか、まとめてくださってる方がいたのです。
それが上記のサイトです。

少なくともうちの夫には、かなり当てはまる部分がありました。
一部のADHDの人は「モラハラの加害者になりやすいタイプ」とあって
以前の夫を思い出すとけっこう納得!でした。

今は夫自身、ずいぶんと自分の特性に自覚的になっているし
自己の性格について 不必要に悩んだり落ち込んだりすることが減ったので
無駄な消耗をしないで済んでいるのか、格段に穏やかになりました。

なんでもかんでも名前をつければいいというもんじゃないのでしょうが
夫の不可解だった部分に名前をつけられたことで、
私的には、なんだかすっごく心が軽くなりました。

「ちょっと変わったヒト」である夫との関係では、
話していて「えらい自己中だな~」と思わされることや
外出先であまりにも子供っぽい行動をされて、
一緒にいるのが恥ずかしくなることもあるのですが
最近は、「うんうん、あなたはあなたの感覚で精一杯生きているんだね^^」
って感じで、微笑ましく見ていられるようになってきました。

このサイトは、ある程度自己診断ができる人を対象にしています。
ADHDとASの区別が私にはちょっと難しいです。
そして、それぞれの症候群を更に細かく分類しているので
正直私の頭でついていけない部分もありますが
夫への理解を今一歩進めるには充分な内容でした。

夫だけでなく、夫の父親もADHDまたはASであることが分かりました。
舅は夫以上に個性が濃い人で、
彼に会った後は、夫がものすごく薄味に感じます(笑)。
「よくぞここまでまっすぐに育ったね」と誉めてあげたくなります。
まっすぐなぶん、色々と抑圧しているものもありそうですが...。

そしてなんと私も、ASっぽい傾向があるということが分かりました。
家族から散々「変わってる」と言われて育った私ですので
うすうす感じてはいましたが...。
きっと夫に同類の匂いを嗅ぎ取って一緒になったんでしょうね^^;

以前妹から「黒柳徹子さんに(性格が)似てるね」と言われましたが
黒柳さんは、ご自身がADHDであることを自覚されてますね。
その事実を知ったとき、黒柳さんは
自分を否定することなく、大きな愛で慈しんでくれたお母さんへの感謝で
胸がいっぱいになったそうです。
「窓ぎわのトットちゃん」を読むと、それがよく分かりますね。
チョッちゃんはホントにすごいなぁ!と感動します。

ともあれ、私や夫のように
ある程度社会適応能力のある発達障害(傾向のある)者は、
生きにくさの原因の全てを、この障害に求めることはできません。

このサイトではACについても説明があります。
ACは後天的な環境や親との関係にその根っこがあり
幼少時の心の未発達さも大きな要因のひとつです。
大人になった今は、自分で癒していける部分が多いです。
というか...ACは自分の力で癒していくものだと思います。

あんまり学術的なことにとらわれるのは好きじゃありませんが
今回はこれらのサイトの内容に とても助けられました。
今までに体験を通して感じてきたことの裏付けにもなってくれました。

時にはこういう切り口も良いですね^^
ときどき読み返して、頭を整理をしていきたいと思います。
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by susu_canta | 2008-04-21 14:40 | ACと発達障害  

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