最近、やたらめったら歌っています。
カンテ(フラメンコの歌)をもっと上達したいな~と思って
練習時間を増やしたのもありますが、
単純に声を出すのが体にいいというのもあり。
いつかも書きましたが、20代まで演劇をやっていて
ボイストレーニングなども受けていました。
お腹から声を出す習慣は、呼吸も深くなるし、内臓もマッサージされるし
自律神経を整えるのにとっても良かったな~と思います。
演劇をやめてからの生活習慣や、その他様々な理由で
体の中の気のバランスが狂ってしまっているのを感じているので
今自分にできることとして、時間ができたらなるべく歌うことにしたのです。
(とりあえず身一つでできるし!)
しかし...舞台演劇やっていた私が、鼻歌で満足できる訳もなく。
上手い下手は別として「発声練習的にわめき倒したい!」という欲望がとめられず
なんと、せっせと一人でカラオケ(略してヒトカラ)に通っています。
平日の安い時間帯を利用してるので、家計に響くとかは全然無いのですが
私ぐらいの年齢で一人で来てる女性ってほぼ皆無ですね...^^;
客観的に見ると「寂しいヤツ」かも。
私的には、もともとカンテの練習にカラオケを利用してたので
一人で入るのはもう慣れたもんですし、
マンションで練習するのもはばかられるので、他に選択肢も無いのですが。
ただ、最近はどんどん頻度が増してます。
思うさま大声を出せる快感にハマってしまい、週に2、3回は行ってます。
行き過ぎかも...。
(と言いつつ、控える気はまったくない。っていうか毎日行きたい。)
で、あらためて実感したのですが...声ってホントに面白いです!
同じ歌を歌っても、毎回毎回調子が違う。
調子の悪い日でも、
体の声を聴きながら 少しずつ良い状態に持っていく訳ですが
「今日はここまでしか上がらないな」という限界点が、日によって違います。
調子が良い日は、
体が“良い状態”を記憶してくれるのを期待して どんどん声を出しますが、
文字通り「調子に乗っちゃう」と、それが逆効果になることもあります。
意図して良い状態に持っていこうとしてもダメな時もあるし
「今日はここまでかな」と思った次の瞬間に、わーっといい声が出たりする時も。
いちおう、自分なりに設定している目標ラインがあって、
ある程度まで、自分でコントロールできるようになりたいのですが
今のところはまだまだほど遠いです。
とにもかくにも確かなのは、
声って、心と体の状態がもろに反映されるんだということ。
地道に試行錯誤していくことで
ちょっとずつでも、平均値が上向いていくといいな~と思っています。