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おしらせ


旧ブログ きのう きょう あした を
読んでいただいてる方は、ご理解くださってると思いますが...。

読んでいなかった方には、突然でごめんなさい。




実はこの歳になって、
“私は何らかの発達障害を抱えているらしい”という可能性が出てきました。

まだ疑いの段階ですが、アスペルガー症候群に当てはまる項目が多く、
自己診断テストでも自閉傾向が出ているので、
はっきりした診断はずいぶん先になる予定ですが
少なくとも脳タイプが自閉型なのは確かなようです。

「自閉症スペクトラム」には
(↑広い範囲の自閉症...といえば分かりやすいでしょうか)
知的障害や言語障害のない人も含まれています。

普通の人とは見分けがつかない自閉症者が、ある確率で存在していて
普通の人に紛れて、普通の人の尺度の中で生活しているわけです。
そして、きっと成人当事者のほとんどが、
自分が自閉症者であることに気づいていません。

その人の行動には、自閉症者の特徴が表れますが、多くは

「空気読めないな~。」とか
「変わったヒトだな。」とか
「気むずかしいやっちゃな~。」という受け止め方をされています。

学校や企業などの集団の中では
周囲の受け止め方によってイジメにつながったり、
本人もうまく他人と馴染むことができないので
疎外感を感じている当事者が少なくありません。

周囲の環境に適応できない。
また適応していても、適応それ自体がストレスになって、
「うつ」などの二次障害が出ることもあります。

個性的な脳を持った少数派。

そんな捉え方が一番適しているのかなと思います。

成人当事者である森口奈緒美さんのサイト
自閉症納言 のトップページには
自閉症の固定されたイメージを修正してくれる言葉が並んでいます。
このトップページを見れば、
「こういうことなら、身近にいるあの人もそうかも...」と
感じていただけると思います。

私自身、自閉症について特定のイメージを持っていたので
この歳になるまで、自分がその要素を持っていることに気づけませんでした。

ただ、もしも私が自閉症者であったとしても
それは私という人間のごく一部です。

ちかぢか旧ブログから、発達障害に関する記事をこちらに移します。
(過去記事が増えてちょっと分かりづらくなると思います。ごめんなさい。)
今後もこの「発達障害」というテーマについて、ここで書いていきたいと思います。

でも、他のことも書きますし、
「発達障害当事者の、発達障害をテーマにしたブログ」という体裁にはしません。
私ススの、個人的な思いを綴っていく場であることは
これからも変わりありません。

私は、私自身を解明していく作業を続けていきます。
自分が障害を持っているかどうかを知ることは、
私を解明していくための材料であり、その枠を超えるものではありません。

私は私。

まったくもって
ややこしや~!なヤツではありますが^^;
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

                                  susu

by susu_canta | 2008-05-11 14:10 | このブログについて  

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