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寝ても覚めても


前記事で、「疲れたら休むことが必要」
と書いておいて 自分で否定するようですが...。

ここまで体調が悪くなったら、休んでもあまり意味がありません。
積極的に体に働きかけなければいけない段階まで来ているなぁと感じます。


幼い頃から、私は寝ても疲れがとれません。
寝ないと回復できませんが、寝ている間は意識がなくなるので
意識の力で体を良い状態に保っておくことが出来ないのです。

起きていて、意識できる状態の時は
自分の姿勢や体バランスに非常に気を使っています。
体がこわばりやすいので、
力が入っていることに気づけば その部分を緩めますし
気が胸元まで上がってくれば、足もとまで下ろすように意識します。
また、何か作業しているとすぐに呼吸が止まってしまうので
息をとめないようにも注意します。

他にも色々ありますが、こうした様々な意識的な努力があって
なんとか日々のことをこなしています。

なので睡眠に入ってひとたび意識が薄れると、
それらを防ぐ手立てがなくて 一気に体が悪い状態に傾きます。

朝目覚めた時が一番辛いです。
体はこわばり、気が頭にのぼり、顔周り以外の感覚は無くなっています。
眠っている間は 上ずった浅い呼吸しかできていないので
寝れば寝るほど「寝疲れ」しています。

布団の中で、まずは足の感覚を呼び覚ますために細かく動かしたり
布団や毛布に擦りつけて感触を確かめます。
次に手を組んで手の感触を確かめます。
みぞおちやお腹の力を抜いて、息を足もとに向かって吐き
顔周りに溜まって澱んだ邪気を頭頂や眉間から吐き出して
頭の中の空気を入れ替えます。

これらが全て上手くいけば、
やっと自分の体をコントロールできる自信が戻ってきます。
そうなって初めて、起き上がることが出来ます。

けれどたいがいは半分もできればいい方で
調整に失敗して過呼吸ぎみになったり、
足の感覚が戻らないまま、無理矢理起き出すことがほとんどです。
そういう時は一日を通してバテやすいですね...。

そんな感じで、睡眠時間が短すぎても体が休まりませんが、
私の場合、たっぷり寝るのも良くないのです。
だいたい6時間ぐらいがちょうどいいようです。

自閉症スペクトラムで、
同じような感覚の方がいらっしゃたら教えてほしいです。
私の場合歳のせいではなく、幼児の頃からこうなので...。


ええと、なんだか最初に書きたかったことから脱線しちゃいました。

積極的に体に働きかけなければいけない段階、と書いたのは
昼間起きている間...つまり、意識があるうちに
エネルギーバランスを正す努力をしないと、
この目覚めの辛さがどんどんひどくなってしまうからなのです。

いつも寝る前には、布団の中で朝と同じことをします。
足の感覚を確かめ、手の感触を確かめ、体の各部位の力を抜き、
呼吸を整えてから寝ています。

それでも朝起きた時にはまたまた逆戻りなのですが
悪い循環に入ってしまうと、このギャップが日ごとに大きくなってしまうのです。

そうなると軽い調整では元に戻すことはできませんし
ちょっとやそっとの努力では気の崩れを直すことが難しくなってきます。

今、足のケガもあって体バランスの崩れが激しいので
自分の力で整えることが難しいな~と感じています。
あまり気がすすみませんが、セラピストの手を借りることが必要かも知れません。

つくづく厄介な体質ですが
この体と仲良くなると決めたので、なんとか頑張りたいです。

by susu_canta | 2011-02-15 18:45 | ACと発達障害  

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